死刑はこうして執行される(その2)

昨日、はてな市民になった。Eメールで通知を受けて嬉しかった。アテナイやローマの市民になったように嬉しかった。アテナイローマ市民のような特権はないのであろうが、とにかく嬉しい。ある意味では、はてなに認知された訳だから。これからもできるだけ休まずに書き続けよう。
村野薫著「死刑はこうして執行される」について書いてみたい。
死刑囚は何か始めると進歩が早いらしい。俳句など一般の人が3年かかって到達するところを3ヶ月で到達してしまうそうである。英語のニューズウィークやタイム誌などを辞書なしで読めるようになった死刑囚もいたらしい。彼らはいつ死刑を執行されるかわからないという緊張の中で生きているからだろうといわれている。
臨済臨済録の中で盛んに「人生は短いのだから、早く正しい見解つかまなければならない」といっている。私も死刑囚のような真摯な気持ちで真正の見解つかみたいと願う。